すまいごこち研究所

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【 バーチャルステージング!?】

2019.09.20 ブログ

リコーの360°カメラTHETAの撮影講習会に参加してきました。

\ 新しいお部屋探しスタイルを広めたい /
と、小規模事業者持続化補助金を受けるにあたり
「イマドキの360°カメラは欲しいです!」という申告も通り、
いったいこの新兵器を活用しなければならない状況になりました。

Facebook、LINE、YouTubeでは、特別のアプリがなくても、
360°画像を楽しめるようですが、
HPにアップするには、クラウド契約が必要なようです。

そして、取り込んだ360°物件写真に、オプションでバーチャル家具を設置してもらえるホームステージングサービスもあるんですって。

今や、お部屋探しは、ネットでの検索で絞り込み、
成約までに 実際に室内を見学するのは3件ほど、
仲介業者に至っては1社しか回らないというデータがあります。

リアルホームステージングを標榜する私としては、
厳しいデータに思われますが、

まず、見学したいと思われる3件のうちの1件にノミネートされる!
ということが大切です。

検索時に、
オシャレなインテリアが置いてあるお部屋と
単なる空き部屋、
どちらを見にいきたいか、

そして見学後、
そこにあるインテリア商品とともに新生活が始められるとしたら、
何もない部屋と
どちらに住みたいか、

それがホームステージングの魅力、伸びしろだと思っています。

実は、リコーさんのバーチャルステージングと同じようなコンセプトで
以前勤務してい不動産会社と某システム会社の
バーチャルステージングの試作プロジェクトにお声掛けいただき、
すまいごこちもインテリアコーディネートのお手伝いを始めました。

まず、検索時、バーチャルな家具が置いてある室内のイメージ画像を
提供してみるというところです。
バーチャルなので、実際に家具を拝借し配送したりというコストがかかりません。
売主貸主側からすると夢のような話です。

でも、現実とのギャップはどうかな?
そこのところ、お部屋探しの夢と現実のさじ加減は
長年現実も見尽くしてきたプロとして、盛りすぎはダメ、って思っています。

やっぱり、最終的には、バーチャルだけでなく、
そのお部屋の空気感を実際に共有して、
プラスのイメージで契約に至っていただきたいなと、私は考えているんですよね。

バーチャルの力も借りながら、リアルも大事。
日常生活は現実ですから。

良いところを取り入れつつ、想いはお伝えしていきたいです。